公務員就職.com

新卒・既卒での公務員への就職、民間から公務員への転職、公務員から民間への転職などを考えるブログ

公務員になりたい!と思ったら思ったら1番最初にやることって?

公務員の仕事、気になるな〜

受験してみたいな〜

と思っても、何から手を付けたら良いのか分からない!

という方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

今日は、公務員受験に向かってのステップを自分なりにご紹介していきたいと思います。

 

  1. 大事なことは、敵を知ること〜試験について調べよう〜
  2. 自分の状況を鑑みて、受験先を決めよう
  3. 試験対策

 

1.大事なことは、敵を知ること〜試験について調べよう〜

一口に公務員と言っても、色々な種類の公務員があります。

 国家公務員(総合職)

 国家公務員(一般職)

 地方公務員(上級)

 労基署、裁判所などの専門職 などなどなど…

※今回は、事務系の職種かつ大卒程度のものに絞りました。

 

まずは公務員にはどんな種類があって、それぞれどんな試験が行われているのか、

とにかく数を見てみたい!という方におすすめのサイトがあります。

comin.tank.jp

koumuwin.com

 

この2つは、試験区分、自治体ごとに試験情報をまとめてくれているサイトで、

私が新卒の頃からよく使わせていただいているサイトです。

 

ここからとにかく色々な種類の公務員をしり、興味のある先の公式HPを覗いていみてください。仕事内容や就業条件、採用試験実施状況などについて、詳しく書いてある自治体が多くなってきています。

 

また、今やネット上にはこれらの職についていた人、現在進行形で就業している人の

体験談的情報が溢れていますので、それらの人の体験談をググって読んでみて、

公式の情報と併せて試験先検討の情報として使うと良いと思います。

 

2.自分の状況を鑑みて、受験先を決めよう

1.で気になる受験先がいくつか見つかったら、様々な条件から受験先を絞り込んでいきます。

 

まず気にするべきなのが、一次試験の日程です。

なぜなら、公務員試験は、試験日程が被っているものがいくつかあるからです。

各受験先の採用ページには、試験日程が既に公開されているはずですから、

まずは一次試験の日程が被っている志望先があれば、絞り込んでください。

 

次に気にするべきなのが、学歴と年齢です。

公務員試験には、大きく分けて「高卒程度」と「大卒(程度)」があります。

最終学歴が高卒の方は、受験先によってまちまちですが、22〜23歳頃までは、

高卒枠で受験をすることになるかと思います。

 

ただ先ほども述べた通り、多くの受験先では、高卒枠での受験には22〜23歳までの年齢制限があります。

その年齢を超えた方で、高卒の方は、基本的には「大卒程度」の受験をすることとなり、難易度が一気にグッと上がってしまいますから、ご注意ください。

 

また、ほとんどのところでは、「大卒程度」は4大卒もしくは同レベルの学力があれば可(つまり一次試験で大卒者に負けず劣らずの点数を取ることができればいい)となっていますが、稀に「大卒」であることが要件となっていることがありますので、その点もご注意ください。

 

大卒の方は、年齢が若く、高卒程度を受けられる段階であっても、大卒程度の試験しか受けられない場合が大半です。年齢も、大体30〜35歳がリミットです。ので、私の新卒時代の同期でも、30歳前後の方がたくさんいました。公務員は、転職してくる方もたくさんいますから、リミットに達していないのであれば、年齢はあまり気にしなくて大丈夫だと思います。

 

また、大卒者がリミットとなる30〜35歳を過ぎると、今度は中途採用試験を受けることができます。中途採用試験は、学歴の縛りはないはずですが、正社員での社会人経験年数を問われる場合が多いです。昨今の公務員人気、不況の煽りを受けて、公務員の中途採用者は、俗にいう「ハイスペ」が非常に多いと聞いたことがあります。

 

このように、試験日程、学歴と年齢で受験先を絞ったあとは、勤務条件や住む場所等、自分が重要視する条件で、受験先を絞り込んでいったら良いと思います。

 

3.試験対策

受験先を絞り込んだら、いよいよ試験対策開始です。

各受験先の公式HPに試験内容が記載されていると思いますから、

課される試験内容に応じて試験対策をしていきます。

 

以上です。いかがでしたでしょうか。

次回から、試験対策について更新していきますので、お楽しみに。

公務員を志望した理由【本音とタテマエ】

お久しぶりです。気づいたら初更新から90日が経っていました。

 

今年の公務員試験も、一次試験はほとんどの日程で終わっちゃいましたね。

国家・県庁・市役所A日程の方は合否も出たころでしょうか。

合格された皆さん、おめでとうございます。これからの方は頑張ってください。

 

さて、私が初めて公務員試験を受験した時から、おおよそ7年が経過しました。

今回は自己紹介以来初めての記事として、私が地方公務員を志望した理由を、

面接でお話した「タテマエ」と、実際心の中で思っていた「本音」とに分けて、

お話していこうかなと思います。

 

【タテマエ編】私が公務員を志望した理由

 →災害対応する地方公務員を見て、人が一番苦しいときに頼りにされる職業だと感じ、私もそのような職業に就きたいと思ったから。

 

このような志望理由を「タテマエ」と言ってしまうと、語弊がありますね。

決してこの志望理由は、嘘ではありませんし、本当に思っていますが、

あくまで「面接官の前で話した志望理由」である、というだけです。

 

さて、なぜこのような志望理由を話していたか、説明してきましょう。

 

まず、前提として、私は東日本大震災で甚大な被害を受けた被災3県出身であり、

新卒で入庁した市役所は、出身市町村となります。

 

私はもともと、中学・高校の頃は「絶対に就きたくない職業=公務員」でした。

どう見ても、楽しそうに生きているようには見えなかったからです。

加えて、田舎なので、両親や親せきの公務員バッシングを真に受けて、

「公務員は大したことをしていないのに、大金をもらっている!」と大真面目に思っていました。

 

そんな私が目指していたのは、マスコミ系。マスコミが持つその影響力の大きさに魅せられ、

「メディアの力で世の中にあるたくさんの問題を多くの人々に知ってもらいたい。

知ってもらうことが、問題を解決する何よりの力になる。」と思っていました。

 

私の人生で、マスメディアの影響力に疑問符が付いたのは、東日本大震災がきっかけでした。

あの時、インフラがめちゃくちゃになったり、高速道路や電車が止まってしまったり、

津波原発により住民が大変なことになってしまったり、、、

色々なことが起こり、そしてそれらは連日報道されていましたが、状況は長らく一向に改善されませんでした。

 

その時、誰よりも最前線に立ち、復旧復興のために働いていたのが、公務員でした。

誰かが困っている時に、最前線で働くことは、大変だけどすごくカッコいいと思い、

自分も困っている住民の役に立ちたいと思い、公務員を志望するようになりました。

 

【本音編】私が公務員を志望した理由

→雇用が安定しているから。

 「企業」の色に染まらずに、自分らしく居たかったから。

 

雇用の安定に拘ったのは、私の父(民間企業勤務)が震災時にいとも簡単に解雇になったからです。

また、当時はちょうど日本を代表するような大企業でも、時に大規模なリストラを行い、

話題となっていたため、「民間企業は結構簡単にクビを切る」と感じるようになっていました。

加えて、学生時代に某大企業のアルバイトをしていたのですが、上司に気に入られないがために、時に労働基準法を無視した指示をされることがあり、うんざりしていました。

公務員になれば、簡単にクビにされることはないし、好き嫌いでクビにされることもないので、公務員を選びました。

 

あとは、民間企業って、入社後にすっかりその企業の色に染まっているなあというイメージがあって、、、

私は私の考えを貫き、私らしくマイペースに生活したかったので、公務員を選びました。

 

 

 

、、、とこんな感じのモチベーションで、私は公務員になりました。

志望理由は十人十色でしょうし、公務員の仕事の幅もだいぶ広がってきているので、

自分らしい志望動機は考えやすくなってきていると思います。

就活生の皆さんの参考になれば嬉しいです。

自己紹介

はじめまして!Ms.元公務員です!

ブログを始めたいと思い、はてなブログのアカウントを開設して1年弱…

始めたい気持ちはありながらもなかなか最初の記事を書かないまま

時間だけが過ぎていましたが、ようやく気持ちが乗ってきたので

本日から書き始めようと思います。まずは自己紹介から!

 

学生時代

某片田舎に生まれ、高校卒業まで地元で過ごしました。

私の地元は ザ・ヤンキーの集まり という感じの場所。

授業中に脱走する、万〇きする、先生に暴言・暴力…という中学校にいたことで、

早くこんなところ抜け出したい、まともな友達と学校生活を送りたい…という理由で

一生懸命に勉強を頑張る子になりました(笑)。

高校は一応地元で1番偏差値の高い公立高校へ進学しました。

今度は周囲が頭脳明晰過ぎてついていけない…!!となりましたが、

とりあえず死ぬほど勉強し、難関国立と呼ばれる大学へ現役合格。

興味の持てる楽しい授業、ちょっとプライドが高いけど優秀で優しい同級生など、

大学生にしてやっとまともな学生生活を手に入れました(笑)。

 

就職活動

大学生活は楽しかったけど、実は昔から勉強が好きではなかった私。

大学卒業後は大学院には進まず、就職をすることにしました。

ここで迷いに迷うこととなります。なぜなら…

やりたいことが見つからない、分からない。

それに加えて現在アラサー世代の筆者が就職活動をしていた頃は、

リーマンショック東日本大震災の影響があり、超就職難。

そしてちょうど「ブラック企業」という言葉が出始めた頃でもあり、

社会や企業というものに対して、恐怖を抱きながらの就職活動となりました。

 

大学3年時夏頃から色々な業界のインターンシップに参加し、

冬頃からは本格的に就職活動をスタートさせました。

インフラ、広告、メディア、人材、経営コンサル、そして公務員など、

様々な業種、職種の説明会に顔を出し、気になった企業に応募しました。

その中で数社内定を頂きましたが、一向に心が晴れませんでした。

パっと見で興味を持った企業に応募し、

如何にもそれっぽいことを面接で話しているだけで、

本当は自分がどういう人間なのか、そしてこれからどうなりたいのか、

全く分からないままに就職活動をしていたからです。

また、次々と順調に大手企業に決まっていく同級生たちを横目に、

余計な競争心が芽生えてしまい、純粋に就職活動に打ち込むことも出来なかったです。

 

このまま就職してはいけない、一生後悔してしまう、と感じた私は

両親に頼み込み、1年間の留年をさせてもらうことになりました。

 

2年目の就職活動

2年目の就職活動のはじめは徹底的な自己分析から始まりました。

今までの自分の人生を洗い出し、自分がどんな人間かを客観的に知ろうとしました。

また、なぜ前年度に内定を頂いた企業に入りたくなかったのかを探ることで、

自分がどのような職場環境を求めているのか、知ろうとしました。

そこで導き出した答えは、「自分は公務員になりたい」ということ。

なぜ公務員になろうと思ったかについては、また別の記事に書こうと思います。

そうと決まったら急いで公務員受験対策をおこない、いくつか受験をし、

最終的に東北地方の某市町村役場で地方公務員として働くこととなりました。

 

暗黒の公務員時代

期待に胸をふくらませ、始まった公務員生活。

始まってみれば苦労ばかりの日々でした。

今思えば、もう少し楽しく過ごすことはできたじゃないかと思うのですが…。

私の公務員時代の生活、職場環境、良かったこと苦労したことなども

これから少しずつ記事にしていこうと思っています。

とにかく公私ともに閉塞感が凄まじく、もうどうにもこうにもならなくなったので、

私は思い切った決断をすることにしました。

 

脱・日本

4年間の公務員生活に終止符をうち、私は海外就職にチャレンジすることにしました。

理由は、学生時代に縁があった東南アジアがとても好きだったことと、

自分の英語力にとてもコンプレックスがあり、英語能力を向上させたかったからです。

海外で過ごす日々は毎日とても刺激的で、つい先日までの閉塞感が嘘のようでした。

この時は営業の仕事をしていましたが、毎日出会う様々なお客様や、

同僚との何気ないランチタイム・ティータイム、そして休日には

ショッピングをしたり、海外旅行へ行ったりと、夢のような日々でした。

ただ、楽しさと同じくらい苦労も多かったです。一言で表せば、「文化の違い」。

ここでこれ以上生活することはできないと思い、ちょうど1年で退職しました。

 

フリーター生活、そして再就職へ

海外の職場を退職した後は、海外で貯めた全貯蓄をはたいて

1ヶ月弱の間、バックパッカーとして東南アジアを旅した後、

日本に帰国し、すぐに就職活動を始めました。

主に受験したのは、独立行政法人など、”公務員のような民間企業”です。

滑り止めで地方公務員も受験しました(閉塞感が云々とか言ってたのに)(笑)。

結果、なんと全ての受験先で内定を頂くことに成功。

就職活動のコツがやっとつかめたように思いますし、

何より今までで1番満足の行く就職活動が出来たように思います。

 

ブログを始めたいと思った理由

ここまで長々と自分の人生を紹介してきましたが、

私は今1番満足のいく職場環境で幸せに働くことが出来ています。

しかし、このような生活を手に入れるまでには、

就職留年、公務員就職活動、公務員から民間企業への転職活動、そして帰国後の

公務員(独立行政法人等含む)への再就職活動など、

たくさんのまわり道と苦労をしてきました。

 

終身雇用、年功序列の崩壊が叫ばれるこの世の中において、

唯一それらを貫いている公務員という職を希望する人たちは、

ほとんどが「一生その職場に勤めたいと思っている人たち」であり、

雇う側も「一生辞めないで働いてくれる」と思って雇う場合が大半です。

 

そのような職業を目指す気持ち、そしてそこから抜け出したいと思う気持ちや不安、

そして民間企業を経験した後にもう一度公務員に戻りたいという気持ち…

私は上記全てを経験しています。

 

公務員を目指す方、公務員からの転職を目指す方、公務員への転職を目指す方、

自身の経験がこれらの方々の役に立ち、1人でも多くの方のキャリアを考える

きっかけになれば良いなと思い、ブログを立ち上げることにしました。

 

なかなか情報が無い公務員の仕事や職場環境についてや、

公務員から民間企業への転職活動について、

そして公務員への転職活動に関する情報を発信していきたいと思っています。

 

ブログを書くのは初めてなので、読みづらかったり、更新頻度が落ちるかもしれませんが、

興味のある方は読んでいただけるとありがたいです!